遠近両用カラーコンタクトレンズ ネオサイトワンデー スマートフォーカス リングUVについて

コンタクトレンズの定番シリーズ、ネオサイトワンデーに遠近両用タイプのカラーコンタクトレンズが発売されています。

クリアコンタクトとしての「ネオサイトワンデー」シリーズ、カラーコンタクトレンズとしての「リングUV」シリーズでの実績を元に作られた、日本初の遠近両用カラーコンタクトレンズです。

製品基本情報

ネオサイトワンデー スマートフォーカス リングUVの特徴

1.瞳に馴染むナチュラルデザイン

カラコンとして気になる着色直径は13.00mmと、日本人の瞳にも合いやすいスタンダードでナチュラルなサイズです。レンズデザインも「ネオサイトワンデーリングUV」シリーズとほぼ同じのため、昔からカラコンを使用していたけれど最近目のピントが合わなくなってきた、と言う方におすすめです。

2.カラーは使いやすいブラウンとブラックの2色展開。

ブラウン：ナチュラルな雰囲気で優しい瞳。ほんの少しだけ瞳を大きく見せます。

ブラック：日本人の黒目に合わせたしっとりカラー。ちょっとキリリとした印象になります。

3.近くから遠くまで視線の移動がスムーズ

中心部に近用度数、周辺部に遠用度数を配置し、中心部から周辺部にかけてなめらかに度数が変化するため、視点の移行がスムーズに行われます。視点の切り替えによる目の疲れや気持ち悪さを軽減します。

4.うるおいたっぷり

うるおい成分「MPCポリマー」を使用し、ヒアルロンサン酸浸漬レンズに比べて約２倍の保水力を誇ります。

MPCポリマーとは、ヒトの生体膜（細胞膜）を模倣して開発された、保湿力に優れた高性能な生体適合性物質です。涙に近い成分をしていて、うるおいの膜を作ることでしっとりの時間を長く保ちます。

5.紫外線をカット

UV-A（皮膚を老化させたり、肌を黒くする紫外線）を78%カット、UV-B（最も危険で日焼けや皮膚癌の原因となる紫外線）を97％カット。

最近では、目から入る紫外線が全身の日焼け量に関係していると言う発表があったり、紫外線が瞳を老化させるという話も聞こえてくるほど。有害な紫外線がコンタクトレンズでカットできるのでとても便利です。

遠近両用カラコン ネオサイトワンデー スマートフォーカス リングUVのデメリット

1.息苦しさを感じる

今までクリアレンズを使用されていた方からすると、カラーコンタクトレンズはどうしても息苦しさを感じます。

特に最近、「生感覚」素材として注目を集めるシリコーンハイドロゲルのレンズと比べると、生感覚レンズの酸素透過率が156に比べて、ネオサイトワンデー スマートフォーカス リングUVは40程度。乗り換えるには苦しい数値です。

今までネオサイトワンデーリングUVなど、カラーコンタクトレンズを使用されていた方が遠近両用コンタクトレンズを初めて使う。もしくは、短時間だけカラコンを使用したいと言う場合にはご使用頂けるかと思います。

2.デザインの種類が少ない

遠近両用タイプのカラーコンタクトレンズは、2021年1月現在、このレンズのみです。このためレンズのデザインバリエーションが少なく、スタンダードな茶色と黒しか選ぶことが出来ません。

3.取り扱い店舗が少ない

インターネット上で購入することが非常に難しいレンズです。えんきんでも2021年1月現在では取り扱いがありません。

アイレと提携しているコンタクトレンズショップなどでは入手が可能です。公式ページより取り扱い店舗をご確認ください。

ネオサイトワンデー スマートフォーカス リングUV取り扱い店舗
https://aire-cl.com/contact/shop/ringuv-smt.html