目次

1.まず、目の構造を知ろう!

目の構造ってどうなってるの?

目の構造
  • ①水晶体…見たい対象物の距離や大きさによって厚みを変え、ピントを調節します。
  • ②角膜…眼球の保護、網膜で光が像を結ぶのを助けます。
  • ③虹彩…網膜に入る光の量を調節します。
  • ④毛様体…水晶体の厚みを調節する筋肉。近くを見る際は緊張し、遠くを見る際は緩みます。
  • ⑤まぶた…眼球を保護し、乾燥を防ぎます。
  • ⑥涙腺…涙を分泌します。
  • ⑦結膜…まぶたを覆う透明な上皮。
  • ⑧網膜…目に入ってきた光の像を映し出します。
  • ⑨硝子(しょうし)体…ガラス体とも呼ばれます。眼球の形状保持の役割を担い、また外力を分散させる作用を持ちます。
  • ⑩視神経…網膜に映し出された像を、脳に伝えます。

正視
視力の問題がなく見え方が良い状態を、医学的には正視(せいし)と呼びます。正常なものの見え方の理屈ですが、目に入って光が毛様体の収縮により水晶体の厚みを調節し、網膜にピントを合わせ像を映し出します。

2.老眼の原因・症状について

じゃあ老眼って具体的にどんな症状なの?

老眼
一般に老眼と言われている言葉ですが、医学的には老視と言います。ここでは、一般的に使用されている老眼という言葉でご説明したいと思います。

老眼とは、加齢による水晶体の硬直化、毛様体筋力の低下により、水晶体の厚みの調節がうまくいかず網膜に焦点があわせられなくなった結果、近くの物が見えにくくなった状態のことを言います。

老眼の初期症状としては、近くのものが時折見えにくくなった、焦点が合いづらいと感じることがあるようです。 はじめての時は、やはり戸惑って老眼だと自覚できないことがあるようです。

老眼はいつから始まるの?

30代後半から自覚する人もいれば、50歳を超えても自覚症状がない場合もあります。当店の独自調査によると45~49歳で自覚する人が最も多いようです。

近視の人は老眼にならないの?

近視の人は老眼にならないという都市伝説がまことしやかに伝わっていますが、そのような事実はありません。 例えば、近視用のメガネをかけていて近くが見にくいといった時に、メガネをはずすとピントがあうことから、老眼ではないと考える人がいるようですが、このような症状は老眼の典型的な症状となります。

老眼と遠視の違いは?

遠視
老眼と遠視、どちらも近くのものが見えにくい症状となりますが、原因が異なります。

遠視は、水晶体の屈折率が弱い等、何らかの要因により眼軸が短く、網膜に焦点があいにくい状態となります。 年齢が若ければ、毛様体の収縮力が強く焦点が合うことがあり、遠視の症状に気が付きにくくなります。 常に毛様体の筋肉が収縮し、焦点を合わせようとするため、疲れ目の原因となります。

老眼は、老化により水晶体の弾力性や毛様体の筋力が低下し、焦点が合いにくくなった状態となります。

老眼だと朝と夜で見え方が違うの?

老眼の症状でも朝はよく見えていたのに、夕方夜になると見えにくくなったという症状の方がおられるようです。朝起きた後は、休息をとったことにより目の機能が回復していますが、時間が経つとやはり疲れるので、夕方夜になるにつれて見えにくくなるというのは一般的な症状だと考えられます。

老眼だと頭痛や肩こりになりやすいの?

老眼になってから頭痛や肩こり等の症状を訴える方が増えてくるようです。 原因としては、老眼になって適切な視力矯正をしてないと、ものを見る際に無理な姿勢になってしまう結果、肩こりや頭痛を引き起こすことがあるようです。

女性と男性の老眼は違うの?

老眼の症状について男女の性別差は基本的には、あまりないようです。ただ、女性は、男性よりも外見を気にするため老眼鏡をするのに抵抗がある人が多いようです。老眼鏡だと「おばさんのイメージ」「同年代の友達にバレたくない」という思いがあるのでしょうね。

そのような背景があってか老眼鏡という老人っぽいイメージを払拭するため、別の呼び方も使用されはじめるという動きがあります。現在では、老眼鏡のことを「リーディンググラス」「シニアグラス」「キャリアグラス」と呼ぶこともあるようです。

女性だったらいつまでも美しくいたいものです。そんな方は、ぜひ遠近両用コンタクトレンズをお試しいただきたいと考えています。

老眼の場合、度数はどう選ぶの?

老眼の度数を表す時に、ADD(add power)という指標が用いられます。これは、遠く用の度数と近く用の度数の差のことです。この度数が強いと近くが見えやすくなります。ただ、逆に遠くの見え方の質が低下することがあります。

老眼だと運転は危ないの?

警察庁が発表した交通死亡事故統計で驚くべき事実が明らかになりました。平成29年の交通事故死亡者数3,694人の内、実に2,020人が65歳以上の高齢者となっています。年齢別で見ると、10~20代の若年層に次いで65歳以上の高齢者に多く発生しています。

運転経験ではベテランの域に達するであろうこの年代で、人数が多くなっているのはどういうことでしょうか?次の3つのことが考えられます。

1.注意力や集中力の低下
2.瞬間的な判断力の低下
3.過去の経験にとらわれて「見なくてもわかる」と油断してしまう

加齢により認知機能は、衰えます。特に眼の老化は顕著で、老眼といった症状があるのに、正しく矯正がされていないと、交通の安全も保たれませんよね。眼科を定期的に受診し、適切な矯正を受けることが重要になってきます。

20代の若い世代にも老眼が増えているって本当?

20代30代前半の若い世代でも老眼の症状を訴える人が増えているようです。原因は、長時間のスマホ利用と言われており、別名スマホ老眼とも呼ばれます。

長時間近くにあるスマホの画面を見ていると、水晶体や毛様体が緊張し、調節力が弱まります。このようなことが続けば、手元に焦点が合いづらく20代の若い人でも、老眼のような症状に陥ってしまうことがありえるのだそうです。

まばたきとドライアイの関係

まばたきがはたす役割に関する研究には、これまで諸説ありましたが、目の表面を乾燥を保護するためというのが一般的な見解になってきました。

まばたきの回数もライフスタイル等に違いにより人によって個人差があるようです。平均的に、通常時で1分間で20回(3秒に1回)、1時間では1,200回、1日16時間で19,200回になると言われています。

集中している状態だと、まばたきの回数は少なくなり、1分間で読書中は10回、パソコン作業時は5~6回、運転中は4~5回との調査結果があるようです。目は乾くと疲れを感じやすくなります。これらの作業時には、意識的にまばたきの回数を多くすると良いでしょう。

以上のように目の乾燥とまばたきの回数は関連があるのですが、回数以外にも目を見開くと乾燥しやすいようです。

読書の場合、下方を見ますが、パソコン作業の場合、やや上を向いています。この場合、まぶたも開くことになります。目の表面の露出が多くなるので、必然的にパソコン作業は読書より、涙の蒸発が多くなり乾燥しやすいということになります。

3.老眼の予防・目の健康維持について

老眼は治療したら治るの?

硬くなってしまった水晶体は、薬の服用や目のトレーニングしても、元には戻ることはありません。若い内から目の健康に気をつけるといった予防が大切です。また、今後さらに進行しないように気をつけることが大事です。

サプリって老眼に良いの?

目に良いとされるサプリで一般的に有名なものと言えば、ブルーベリーがまずあげられます。様々なメーカーのテレビCMをよく目にします。ブルーベリーに含まれるアントシアニン(紫色の色素)に視力改善作用があるとされています。

ただし、注意点として、サプリは不足している栄養を補う食品(健康食品)です。医薬品と異なる最大のポイントとしては、治療効果に明確な根拠が示されていないというものになります。

老眼の場合を考えてみましょう。老眼というのは何かの栄養が不足して、起こる病気ではありません。文字通り眼の老化現象です。ですので、栄養補助食品であるサプリで改善は見込めません。ですが、眼の健康維持のためにブルーベリーのサプリを摂取される方も多いようです。

また、コラーゲンのサプリも老眼に良いとされています。目の組織である角硝子体(しょうしたい)、水晶体、角膜、網膜などにはコラーゲンが含まれています。目はいわばコラーゲンの塊と言えます。

角膜のコラーゲンは、細菌などから目を保護する役割を果たしています。コラーゲンが何らかの原因で不足すると眼病の元になってしまう可能性もあるようです。そのため、コラーゲンのサプリを摂取すると目の健康維持に役立つと言われているようです。

あと、目の健康維持について、近年では、眼科の専門医の間で、アスタキサンチンという栄養成分に注目が集まっているそうです。アスタキサンチンは、「眼精疲労検査による調節機能の向上や調節緊張時間の短縮などが報告されている」のだそうです。そういったことから、目の健康の維持、老眼にともなう目の疲れを改善したいという理由で摂取をしている人が増加傾向にあります。

老眼に良い食べ物ってあるの?

驚きの研究結果があります。アーモンドを食べると老眼になりにくいのだそうです。

まず、老眼になりやすい人の特徴として、焦げたものをよく食べることが関係するそうです。焦げたものに含まれるAGEという成分が、目の水晶体というところに溜まると水晶体が硬直化し、ピントがあわせにくくなりやすいんだそうです。

そこで、アーモンド(1日25粒)を食べると、このAGEが減少するという研究結果があるようです。いろいろなテレビ番組で特集もされています。

老眼の予防にアーモンドを食べてみませんか?

サプリ以外に目に良いことってないの?目の体操とかストレッチとか…

サプリも飲んでいて、これ以上老眼を進行させたくない…という方は、目の周辺にあるツボ(通称:視力回復のツボ)のマッサージをしてみてはいかがですか?すぐに劇的に改善されるわけではありませんが、長く目の健康を維持したいという人はぜひ取り組まれることをおすすめします。

下記画像で目に良いとされる主なツボ7箇所の場所を紹介しています。指の腹でマッサージしてみてください。マッサージのポイントは、「痛いけど気持ちいい」というぐらいの力加減でやることです。強すぎるとアザができてしまうこともあるのでご注意ください。
視力回復のツボ

●主なツボ7箇所とその効能

  • ①糸竹空(しちくくう)・・・ 充血・結膜炎・疲れ目
  • ②陽白(ようはく) ・・・ 頭スッキリ
  • ③魚腰(ぎょよう) ・・・ 老眼・乱視・白内障
  • ④攅竹(さんちく) ・・・ 近視・老眼
  • ⑤太陽(たいよう) ・・・ 近視・老眼・眼病全般
  • ⑥承泣(しょうきゅう) ・・・ 近視・遠視・乱視
  • ⑦晴明(せいめい) ・・・ 近視・その他の目の症状
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