エアオプティクスアクア遠近両用とエアオプティクスプラス（ハイドラグライド）遠近両用の比較

2021年5月24日追記：
エアオプティクスアクア遠近両用はメーカーの終売にともない、当店での取り扱いは終了致しました。
メーカーからは後継商品として、エアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用が販売されています。

商品名もパッケージも非常によく似ているため、お買い間違いや購入時にどちらを購入すればいいのか悩むこの2商品、エアオプティクスアクア遠近両用とエアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用。
どちらを選べばいいのか、違いを比較いたします。

基本性能の比較

公式サイトにて公表されている数値での比較となりますが、この基本性能の数値上では「何も違いがありません」。
では何のために別の商品として販売し、価格も異なるのか。

ポイントは、ハイドラグライド遠近両用のパッケージに書かれた、「スマートシールドテクノロジー」と、商品名にある「ハイドラグライド」です。

エアオプティクスアクア遠近両用とエアオプティクスプラス「ハイドラグライド」遠近両用の違い

エアオプティクスアクア遠近両用には無く、エアオプティクスプラスハイドラグライドにて追加された機能、それが「スマートシールドテクノロジー」と「ハイドラグライド-モイスチャーマトリックス-」です。

カタカナばかりでややこしいですが、1つずつご説明します。

スマートシールドテクノロジーとは

スマートシールドテクノロジーとは、タンパク質や脂汚れを寄せ付けにくく、レンズを乾燥からも守る技術です。

エアオプティクスアクア遠近両用とエアオプティクスプラス「ハイドラグライド」遠近両用の2つの商品は、次世代素材の「シリコーンハイドロゲル」で作られています。
生感覚レンズのCMでおなじみのデイリーズトータルワンと同じ、酸素を非常によく通す、つけ心地が軽く乾きにくい快適なレンズ素材です。

そのシリコーンハイドロゲル素材の欠点が、タンパク質や脂汚れを引き寄せやすい性質です。
人によって、目やにが出やすいとか、レンズが汚れやすいため2週間交換レンズが2週間持たないなど、不都合が出る場合がありました。

スマートシールドテクノロジーは、そのシリコーンハイドロゲルレンズの表面をコーティングすることで、タンパク質や脂汚れからレンズをシールドし、さらにうるおいもレンズに閉じ込め乾燥しにくくしています。これによって、今までのシリコーンハイドロゲルレンズの欠点が改善されました。

ハイドラグライド-モイスチャーマトリックス-とは

ハイドラグライド-モイスチャーマトリックス-とは、レンズの表面に涙をひきつけることでうるおいベールを作成し、つけた瞬間のうるおいが1日中続く技術です。

2015年の発売当時の実験の記録ですが、16時間装用後の親水性がほぼ変わっていません。エアオプティクスアクア遠近両用よりさらに親水性が高くなっています。

親水性が高いということは、涙に馴染みやすいと言うことです。涙に馴染みやすければ、ゴロゴロせず、異物感も低くなります。また、1日に14,000回行われるというまばたきによる、目とまぶたの摩擦を軽減します。

どちらを購入するほうが良いのか

2021年5月24日追記：
エアオプティクスアクア遠近両用はメーカーの終売にともない、当店での取り扱いは終了致しました。
メーカーからは後継商品として、エアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用が販売されています。

先に発売されたのは、エアオプティクスアクア遠近両用です。高性能シリコーンンハイドロゲルレンズと言うことで、非常につけ心地の良いレンズです。

しかし、そこから更に性能を上げて、乾燥のしにくさ、汚れにくさ、つけ心地の良さをグレードアップしたのがエアオプティクスプラスハイドログライド遠近両用です。

どちらかと言えば高性能なエアオプティクスプラスハイドログライド遠近両用レンズを使用する方が、これからも含めた目の健康には良いかと思われます。

ただしこれらは、使用する方のライフスタイルによって異なります。
1日の内数時間しか使わない、などの使い方であれば、エアオプティクスアクア遠近両用でも十分かと思われます。

ご自身のライフスタイルや装用感をご確認いただき、眼科医との相談の上、ご検討ください。

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エアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用

シリコーンハイドロゲル製、スマートシールドテクノロジーとハイドラグライド-モイスチャーマトリックス-を備えた超高性能レンズ。

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