エアオプティクスアクア遠近両用（マルチフォーカル）について

アルコン（Alcon）の遠近両用コンタクトレンズ、エアオプティクスアクア遠近両用は、2週間交換の2ウィークタイプ。

毎日の丁寧なケアを欠かさず行い、汚れが貯まる前に新しいレンズに交換します。

エアオプティクスアクア遠近両用の製品基本情報

エアオプティクスアクア遠近両用の便利なポイント

1.度数のバリエーションが豊富

0.25ステップと細かく度数が別れているため、自分にピッタリ合った度数を選ぶことが出来ます。特に0.50ステップになりがちな高度数（-6.00以上）の方には大変便利です。

2.遠近両用コンタクトレンズはレンズの向きを気にしなくていい

一部の乱視用レンズは、レンズの向きを合わせないときちんと矯正がされませんが、遠近両用コンタクトレンズはどの向きで入れてもご利用頂けます。

　※レンズの裏表はご注意ください。

3.低含水率でつけ心地が持続

低含水率33％のため、レンズが乾きにくくつけ心地の良さが持続します。交換する日まで快適な生活をサポートしてくれます。

4.シリコーンハイドロゲル素材で酸素透過率が高い

目の角膜へ酸素を届けることは、目の健康のために非常に重要です。エアオプティクスアクア遠近両用は、シリコーンハイドロゲル素材のため、裸眼時の98％の酸素を角膜へ届け、目の負担を軽減します。

エアオプティクスアクア遠近両用のデメリット

1.表面がつるつるしているため、レンズの着脱にコツが必要

アルコンのコンタクトレンズ全般に言えることですが、他社のコンタクトレンズに比べ、表面がつるつるしています。そのためレンズが掴みづらく、着脱が難しい場合があります。

コンタクトレンズの着脱は、石鹸で丁寧に手を洗い、よく水気を取った手でご利用下さい。

コンタクトレンズを着ける際には視線を上に向け、目の下から上へ向かってスライドさせるように装着。

コンタクトレンズを外す際には、視線を上に向け、目の下側をつまむようにしてレンズをはずと良いでしょう。

2.毎日のレンズケアが必要

2週間レンズを使うなら、毎日のケアが必須です。こすり洗い、タンパク除去などのためにレンズケア用品を用意しましょう。また、レンズを保管するケースも定期的に交換しないと雑菌が繁殖する原因となります。

※目の健康のため、3ヶ月ごとを目安に病院での診察をお受け下さい。

エアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用との違い

エアオプティクス「アクア」遠近両用と、エアオプティクス「プラス」ハイドラグライド遠近両用。パッケージも名称も似ているこの2商品、一体何が違うのでしょうか。

基礎能力は同じ

ベースカーブや生産されている度数範囲、レンズの大きさや酸素を通す量など、基礎的な能力は全く同じです。素材はどちらもシリコーンハイドロゲルを使用しています。

エアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用は汚れにくくうるおい成分が追加されている

含水率などの数値は同じですが、エアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用は、ハイドラグライド･モイスチャーマトリックスによりうるおい成分でレンズの表面に涙を引き寄せ、うるおいベールを形成。
つけた瞬間のうるおいが1日中続くように設計されています。

まとめ

1.エアオプティクスアクア遠近両用の低含水率の2ウィークタイプなので、つけ心地が長期間続き、目にも優しい

2.レンズケアが必須なので、毎日の洗浄･殺菌･保存の手間がかかる

3.エアオプティクスプラスハイドラグライド遠近両用との違いは、うるおい成分が付加されているかどうか

この商品の取り扱いは終了致しました。
メーカーからは後継商品として「エアオプティクス プラス ハイドラグライド マルチフォーカル」が発売されています。

アルコン エアオプティクス プラス ハイドラグライド マルチフォーカル

エアオプティクスアクア遠近両用の後継商品。
さらにつけ心地よく、汚れにくく改良された商品。

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