遠近両用メガネで運転することは可能か?気をつける点をチェック

遠近両用メガネで運転することは可能か?気をつける点をチェック

普段の生活に便利な遠近両用メガネ。
慣れてくると、このまま運転にでかけても平気かな?と思ったり、逆に今までメガネをかけすに生活出来ていた方が老眼を感じはじめ、運転に遠近両用メガネを使用しても大丈夫かな?と気になる方は非常に多いようです。

遠近両用メガネとはどんな仕組みか

まず、遠近両用メガネとは、レンズの上の方で遠くを、レンズの下の方で近くを見る、2つの度数が入ったレンズを使ったメガネです。従来のメガネでは遠くと近くの度数の境目にゆがみやゆれなどの違和感があるものも多かったのですが、最近は遠くも近くも中間点もスムーズに見ることが出来るレンズが増え、非常に快適に使用することができます。このため、遠近両用メガネを使用して車の運転をしたいと言う要望が高まっています。しかし、遠近両用メガネを運転時に使用する際には、特に視野の変化に注意が必要です。

眼鏡で運転するメリット

目が悪い人はメガネやコンタクトレンズを付けて運転をする訳ですが、その中でも老眼になってしまった人は、まずは遠近両用メガネで運転することを考えます。運転中に老眼鏡をかけたり外したりすることは危険です。

遠くの標識・道路がしっかり見える

遠景については通常のメガネと同じくしっかり見ることが出来ます。
カーブ時の標識、道路上の案内板など、徐々に近づいてくる看板に対してもきちんとピントを合わせることが出来ます。

近くのメーター・カーナビ・サイドミラーもはっきり見える

昔のレンズは、左右を見る際にぶれを感じたり、遠くから近くに視点を変えるとゆがみを感じたりしていましたが、最近は遠近・左右でも快適に視線移動が出来るストレスフリーなメガネが増えています。
サイドミラーを見ながら駐車する、カーナビを確認しながら運転するなど、視線の移動にも強くなります。

遠近両用眼鏡で車を運転する危険性・デメリット

良いことずくめの様に感じますが、運転時には注意が必要です。特に視野についてはどうしても越えられない壁があります。

特に今まで裸眼で暮らしていて、老眼になったからメガネをかける、と言うことを選択した人にとっては、視界の端に見えるメガネのフレームが気になったり、目の端の視界がぼやけていることがストレスになりがちです。

メガネの特性上、視野が狭くなり、特に左右の視界が制限されることがあります。これは、交差点での視認性を低下させ、事故のリスクを増大させる可能性があります。また、遠近両用メガネは、視力の調整に時間がかかるため、スピード感の誤認や、距離感の見誤りを引き起こすこともあります。特に夜間や雨天時の運転は視界が悪くなりやすいので、更に注意が必要です。メガネを使用するドライバーは、これらのデメリットを理解し、安全運転に努めることが重要です。

遠近両用コンタクトレンズを使うという選択肢

コンタクトレンズにも、遠近両用レンズが存在します。これはメガネをかけることなく、遠くも近くもクリアに見ることができる製品です。
メガネと比べると視界が広く・明るくなるのが特徴で、運転中に視界の端までぼやけない点が良い点と言えます。
ただし、メガネと異なり一人一人に合わせた機能でオーダーできないため、人によっては遠くも近くもそこそこしか見えない可能性があります。また、初めて使用する方は適応に時間がかかる場合もあります。さらに、運転中にレンズがずれると視界が一時的にぼやけることもありますので、運転前には必ず確認をしましょう。乾燥による不快感を感じることがあるため、ドライアイの方は注意が必要です。遠近両用コンタクトレンズを選ぶ際は、自分の生活スタイルや視力の状態を考慮し、眼科医のアドバイスを受けることが重要です。

メガネでも、コンタクトレンズでも、運転に使用するにはまず病院・クリニックでの受診を

運転中に遠近両用のメガネやコンタクトレンズを使うにしても、まずは病院・クリニックできちんと診察を受けることが大切です。これは適切な視力を確保するための重要なステップであり、適切な補正具を選択するうえでの基盤となります。視力や目の健康状態は勿論ながら、運転することを伝えてどんなものが必要になるかをきちんと相談しましょう。

メガネを購入する場合は、処方箋を貰って眼鏡店でオーダーをします。コンタクトレンズはそのまま病院・クリニックやコンタクトレンズショップで購入するか、最近では通販で購入することも出来ますので検討しましょう。

※最初から自己判断でコンタクトレンズを購入するのではなく、きちんと病院・クリニックで診察された度数などを確認しましょう。運転中の遠くの視力を強めにしたり、調整が必要になる場合があります。また遠近両用コンタクトレンズは商品によって見え方が異なります。きちんと装用テストを行い、見え方を確認してから購入しましょう。

まとめ

1.遠近両用メガネで運転することは可能

2.運転中の視野が広くなる遠近両用コンタクトレンズと言う選択肢もあり

3.どちらにしても病院・クリニックで運転に使用することを伝え、きちんと診察を受けること

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シードワンデーピュアマルチステージ

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運転時のみ使用するなら、ワンデーレンズの方がコスパが良いかもしれません。使い終わったら捨てるだけで、レンズケアも不要です。
安心の日本製コンタクトレンズ。自然な見え方を追求したレンズで、通常のクリアコンタクトレンズからの乗り換えにもオススメです。

ワンデーACUVUEモイストマルチフォーカル

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長年愛されるこのレンズは、視界の満足度が高く、評価の高いレンズです。モイスト機能・UVカット機能がついているので通年使え、度数の幅やADDの種類も豊富なので、自分にあった度数などを、比較的調整しやすいレンズとなっています。

メダリストフレッシュフィットコンフォートモイスト遠近両用

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1日中コンタクトレンズをつけるなら、2ウィークレンズはコスパがとても良くなります。
こちらは最新のレンズ素材で、裸眼に近い酸素透過性を持っているためつけ心地が良く、うるおいも持続するタイプです。
毎日の丁寧なケアが必須となりますが、手元も中間も遠くもクリアに見えることを目指しています。

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